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Article陣痛の前触れの症状とは?兆候や医療機関に連絡すべきタイミングを解説

未分類 2025.01.18

陣痛の前触れの症状とは?兆候や医療機関に連絡すべきタイミングを解説

出産を控えた妊婦さんにとって、陣痛がいつ始まるのかはもっとも気になることでしょう。陣痛にはさまざまな前触れの症状があり、これらを正しく理解しておくと、安心して出産に臨めるようになります。

この記事では、陣痛の定義から陣痛が来る前触れの症状、病院に連絡すべきタイミング、事前の準備まで詳しく解説します。ぜひ、安心・安全な出産のために役立ててください。

陣痛とは

陣痛とは、赤ちゃんを産み出すために子宮が収縮する現象のことです。一般的にいわれる陣痛は「本陣痛」を指し、定義上は「10分間隔以内、もしくは1時間に6回以上の規則的な痛み」とされています。

本陣痛と前駆陣痛は、どちらなのか迷う妊婦さんも多くいます。

本陣痛と前駆陣痛の大きな違いは、規則性と間隔です。本陣痛は規則的な子宮の収縮で次第に痛みが強くなり、間隔も徐々に短くなっていきます。

一方、前駆陣痛は出産の前触れとして起こる、不規則な子宮の収縮です。痛みの感じ方は人それぞれで、生理痛より少し重いと感じる人もいれば、下痢のようなお腹の痛みと表す人もいます。

陣痛が来る前触れの症状

陣痛の前触れには個人差があり、複数の症状が組み合わさって現れる場合もあります。代表的な症状は、以下のとおりです。

  • お腹が張る、痛みがある
  • 破水する
  • おしるしがある
  • 後期つわりが落ち着く

ほかにもさまざまな症状があります。それぞれの症状について、詳しく解説します。

お腹が張る、痛みがある

陣痛が始まる前触れとして、多くの方がお腹の張りや痛みを経験します。この症状は「前駆陣痛」と呼ばれ、臨月(妊娠36週〜40週)頃に現れやすくなります。

特徴は、以下のとおりです。

痛みの特徴 ・生理痛よりやや重い程度

・下腹部がズーンと重たい

・ギュッと収縮するような感覚

・下痢のときのような痛みなど

症状の出現パターン ・運動後に、一時的に起こる

・毎日決まった時間に現れる

・夜間に始まり朝には消える

・2〜3日程度続くことがあるなど

前駆陣痛は不規則な間隔で起こり、痛みの強さも一定ではありません。また、横になって休むとやわらぐことが多いという特徴があります。

ただし、痛みが徐々に強くなっていったり、間隔が規則的になってきたりする場合には、本陣痛の可能性があります。医療機関への連絡を検討しましょう。

破水する

破水は、赤ちゃんを包んでいる羊膜が破れて羊水が流れ出す現象です。陣痛の前触れとして起こることがあり、以下のような特徴があります。

  • 量:少量から大量まで個人差あり
  • 色:通常は無色透明
  • におい:特になし

羊水が大量に出てくることもあれば、尿漏れのように少しずつ出るケースもあります。一時的でその後止まるようであれば尿漏れを、ジワジワと継続的に流れ出るようであれば破水を疑いましょう。

破水した場合、24時間以内に陣痛が始まります。感染のリスクも生じるため、シャワーや入浴はせずに、すぐに医療機関に連絡が必要です。

その際は、清潔なパッドを当てて受診してください。

おしるしがある

おしるしは出産が近づいた兆候の一つとして知られており、子宮口が開こうとする際に卵膜の一部が剥がれて起こる少量の出血です。以下のような特徴があります。

特徴 詳細
ピンク色、鮮血のように真っ赤、茶褐色など、個人差あり
形状 おりものに血が混じったようなもの、トイレで拭くと付く程度など、個人差あり
性質 粘性をもつことが多い
出血量 基本的に少量

おしるしは、必ずしも全員に出るものではありません。

ないまま陣痛が始まる人もいれば、陣痛までに数日かかる人もいます。2~3日連続でおしるしが見られる人もいるでしょう。

生理の多い日くらいまでの出血は正常の範囲内ですが、不安な場合は医療機関に相談してください。

後期つわりが落ち着く

後期つわりの原因の一つにお腹の大きさによる胃の圧迫があり、お産が近づき赤ちゃんが下がってくると、症状がやわらいできます。具体的には、以下の変化が見られる可能性があります。

  • 食欲が戻り、食事量が増える
  • 呼吸が楽になる
  • 胸焼けなどの消化器症状が改善する

症状の改善には、個人差があるでしょう。後期つわりの落ち着きは陣痛の前触れの一つとして捉えられますが、これだけで判断するのではなく、ほかの症状と合わせて総合的に見ていく必要があります。

そのほかの症状

そのほかにも、体に以下のような変化がみられた場合には、出産が近づいている可能性があります。

  • 下痢になる
  • おりものが増える
  • 体のだるさを感じる
  • 胎動が少なくなる
  • 腰痛がひどくなる

体が出産に向けて準備を始め、陣痛の前触れとしてさまざまな症状が出てきます。ただし、陣痛が来る前触れの症状は個人差があり、現れない妊婦さんもいます。

症状がないからといって焦らずに、リラックスして出産の準備をしていきましょう。

陣痛が来る前触れの見分け方と医療機関へ連絡するタイミング

適切なタイミングで医療機関に連絡するためには、正常な症状と異常な症状、連絡すべきタイミングについて把握しておくことが重要です。

それぞれ解説しますので、迷わず判断できるようぜひ参考にしてください。

正常な症状と異常な症状

以下のような症状は異常であり、すぐに医療機関への連絡が必要です。

  • 生理2日目以上の大量な出血がある
  • 血の塊をともなう出血がある
  • 強い痛みをともなう出血がある
  • 破水した羊水が黄色や緑色に濁っている
  • 激しい腹痛が持続する
  • 胎動が感じられない

異常な症状は、胎盤早期剥離などの危険な状態を示している可能性があります。正常か異常か判断に迷う場合は、必ずかかりつけ医に確認しましょう。

医療機関に連絡すべきタイミング

医療機関に連絡すべきか迷ったときには、以下3点を確認してください。

  • おなかの張りの規則性
  • 出血がある場合の量や性状
  • 胎動の状態

子宮収縮が不規則で出血が少量、胎動も活発な場合には、まだ連絡は不要です。

陣痛間隔による受診指示は、妊婦さんの状態によって医師が決めているため、あらかじめ医療機関に聞いた内容に従いましょう。

ただし、それだけにとらわれず、その他の注意すべき症状がないか確認し、不安な場合は電話で相談すると安全な出産につなげられます。

陣痛が来る前触れ出現時に向けておこなうこと

陣痛の前触れがきたときに慌てないよう、事前の準備が重要です。陣痛到来時の準備リスト作り、緊急時の対応方法の確認、病院の連絡体制の確認など、やるべきことをまとめましたので、準備に役立ててください。

準備リストを作っておく

陣痛が来る前触れが出現したときのために、具体的な行動計画をチェックリストとして作成しておくのがおすすめです。たとえば、緊急時の連絡先リストや行動チェックリストなどがあげられます。

優先順位を考えながら作成しておくと、いざというときにスムーズに対応できるでしょう。

これらのリストは、スマートフォンのメモ機能に入力しておくと、外出先でも確認しやすくなり便利です。また、家族全員が内容を把握できるよう、共有しておくことも大切です。

緊急時の対応方法を考える

陣痛や破水、出血などで慌てないよう、事前に緊急時の対応方法を確認しておきましょう。たとえば、上の子の預かり先を決めておく、タクシー会社などの移動手段を確保しておくなどがあげられます。

出産は24時間いつ始まるかわからないため、夜間の対応方法についても考えておくことが大切です。協力者に、あらかじめ自分の状況や入院グッズの置き場所などを伝えておく必要があります。

病院の連絡体制を確認する

陣痛が始まったり破水したりした際、スムーズに医療機関へ連絡できるよう、時間帯ごとの連絡体制を事前に確認しておきましょう。

平日・日中の連絡先や受付時間に加え、夜間・休日の連絡先、時間外の受付手順などを確認しておくとスムーズに受診手続きをとれます。家族とも共有しておくことが大切です。

ただし、医療機関への電話連絡は、妊婦さん本人がおこなってください。本人が連絡することで、具体的な状況を把握しやすくなり、話している様子が緊急性を判断する材料にもなります。

まとめ

陣痛が来る前触れは、人によって出現する症状や感じ方が異なります。典型的な前触れ症状が確認できる場合もあれば、気付かないまま陣痛が始まるケースもあります。

一般的な前触れの症状は、おなかの張りや痛み、破水、おしるしの出現などです。

これらの症状が出現したからといって、すぐに陣痛が始まるとは限りません。しかし、いつ陣痛が始まっても対応できるよう、事前に準備をしておくことが大切です。

気になる症状がある場合は、ためらわずに医療機関に相談しましょう。

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